トラックドライバーの仕事に興味を持っている方や、現在ドライバーとして働いている方にとって「休みの取りやすさ」は重要な関心事ではないでしょうか?
今回は、トラックドライバーの年間休日の平均や休みに関するルール、さらに職種ごとの休みの取りやすさについて詳しく解説します。
トラックドライバーの年間休日は、勤務先の会社や取り扱うトラックのサイズによって大きく異なります。一部の大手運送会社では週休2日制が導入されているケースもありますが、中小企業や零細企業では週休1日制やシフト制が採用されることも少なくありません。
また、「完全週休2日制」を採用している企業は稀で、多くの場合は「月に一度、週2日の休みがある」週休2日制が一般的です。運送業界は人手不足と物流需要の増加が課題となっており、これが年間休日数に影響を及ぼしています。
運送業界では、ドライバーの「拘束時間」や「休息期間」が細かく規定されています。
2024年4月1日から施行された新しい「改善基準告示」では、1日の休息期間を従来の8時間から9時間に延長。さらに、休日は「休息期間+24時間」の合計33時間が必要とされます。これにより、ドライバーの負担軽減が期待されています。
法改正後、休日の基準は以下のように見直されました。
短距離・中距離ドライバーは、比較的安定して休みを取りやすい職種といえます。配送距離が長くないため、交通状況や天候の影響を受けにくく、取引先が土日休みの場合は土日休みのスケジュールを組むことも可能です。
ただし、近年はECサイトの需要拡大に伴い、個人客への土日配送のニーズが増えているため、効率的な休みの取得が求められています。
長距離ドライバーは、休みのスケジュールを立てにくい傾向があります。運行1回当たりの距離が長く、交通渋滞や天候、荷受人の都合など、さまざまな要因で業務時間が延びることがあるからです。
「トラックドライバーは休みが少ない」という印象があるかもしれませんが、実際には法律で拘束時間や休息期間が細かく規定されており、適切な運用が求められています。短距離・中距離ドライバーは比較的休みを取りやすい一方で、長距離ドライバーは計画的なスケジュールが必要です。
業界全体では、法改正や働き方改革により、ドライバーの労働環境改善が進められています。これからトラックドライバーを目指す方は、自身に合った勤務形態や企業を選ぶことで、無理のない働き方が可能です。

食料品や精密機器など、愛知県内または近郊でのルート配送がメイン。日帰りのため負担が少ないのがメリット。

大手宅急便会社のセンター間輸送(中~長距離)がメイン。カゴ台車での積み卸しのため、荷運びの際も負担が少ない。

日用品配送や、中京~関東地区への建材配送など幅広く対応。別々で募集しているため、働きやすい方を選べる。
【調査範囲】
2024年11月6日時点、「一般社団法人 愛知県トラック協会」の公式HPに掲載されている会員事業者153社を調査。そのうち『正社員採用の求人を掲載している』『未経験者(普通自動車免許)可』の条件に当てはまる求人を掲載している会社の中から、働き方別に三社をオススメとして選定しました。
参照先:一般社団法人 愛知県トラック協会/ウェブサイトリンク 会員事業者のご紹介
(https://ssl.aitokyo.jp/jigyosya/)
【選定条件】
・大宝運輸株式会社 … 一番年間休日が多い求人を掲載している
・株式会社やまひろ運輸 … 唯一「稼ぎたい場合の休日相談が可能」な旨を明記している
・高末急送株式会社 … 「再雇用制度あり」の明記がある中で唯一「転勤なし」の記載がある